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予約不要で楽々柳川の旅、というわけで西鉄電車セット券を使って、詩情あふれる城下町、水郷・柳川へお出かけしてきました。
利用したのは「湯ったり柳川きっぷ」というセット券。最寄駅から柳川までの往復割引乗車券+当社の川下り割引乗船券+かんぽの宿温泉入浴券がセットになったお得なきっぷです。 西鉄「柳川」駅に着いたのは午前11:00前。駅から乗船場までは無料シャトルバスが運行しています。歩いても5分くらいで着くらしいんですけど... バスを下りて赤い欄干橋を渡ると、その先に松月乗船場があります。 うんうんイイ雰囲気。 乗船場でレンタル「ばっちょ傘」を発見。番匠傘がなまって、ばっちょ傘と呼ぶようになったみたいですね。番匠傘っていわれても、ピンときませんが... せっかくなんで借りてみました。ちなみに料金は100円です。 乗船時間が約70分っていうのを直前に知りました。どんこ舟じゃなくて、飛行機だったら福岡から大阪まで行けちゃいます。 この時期ならではのこたつ舟があたたかくお出迎え。竿を使って船頭さんがゆっくり舟を漕ぎはじめました。 この水門をくぐると柳川城内です。頭ン中で描いてたイメージよか狭い。 船頭さんは涼しい顔です。 どんこ舟のスピードは、人が歩くのと同じくらいだから、周りの景色をゆっくり楽しむことができます。 カモが泳いでたりしててなんかいい感じ。 喉が渇いたり、小腹がすいたときはドライブスルーもありますよ。誰も手をあげなかったけど。 高さのない橋に近づくたび、カナウがニヤニヤしながら船頭さんの方を振り返るんです。 そのうち橋にぶつかって落っこちるからと、私がいったせいなんですけどねw 大木を前に一句詠みたいところですが、凡人には何にも思い浮かばない。 2ヶ所目のドライブスルーでは、数人の方があったかい飲み物なんかを頼んでました。 めんたいちくわ買ったよ。 有明海で沿岸でよく見かけるという蜘蛛手棚。魚を採るための仕掛け網ですがこれはレプリカです。 奥に見えるカッパの顔のような建物は、かんぽの宿柳川。あとであそこの温泉に寄ります。 サービス精神旺盛な船頭さんは、こんな風にわざと狭いコースを選んで突き進んでいくんです。 船頭さんはこれがアドベンチャーだといってましたwww 乗船前、長いように思った約70分の川下りも終わってみたらあっという間。沖の端という下船場に無事到着。 記念に船頭さんとのツーショット。これからもたくさんのお客さんにアドベンチャーを届けてあげてくださいね。 川下り以外に何があるのか下調べもせずやってきたので、どこを見て回ればよいのかサッパリ。かんぽの宿の温泉に入るのは決定してるんだけど。 とりあえず観光案内所が目についたので、入ってみると出入り口近くに観光情報アプリのポスターが貼ってありました。 スマホで街歩き楽しんで 柳川市が無料配信開始 / 西日本新聞 紹介されてたのは、柳川市が配信を始めたばっかりの「柳川旅物語」という無料アプリ。その場で落としました。 早速アプリを開いてみると、「おきのはた水族館」といういかにも子供が楽しめそうなスポットが。ここからすぐ近くにあるみたいだし行ってみよう! 入口は何ていうか海産物の加工場のような雰囲気で、一瞬入るのためらってしまいましたが、 中には有明海に生息するさ大小まざまな魚貝が展示されてて、結構楽しめましたよ。 そろそろお腹がすいてきました。柳川名物といえばもちろん「うなぎのせいろ蒸し」ですよね。 たべどころは10数軒あるそうですが、どの店がどうとかは分かりません。調べるのも面倒なので、湯ったりきっぷのパンフレットに載ってた「六騎」というお店に入ることにしました。 タレをまぶして蒸したご飯の上に、香ばしい鰻の蒲焼きをのせてさらに蒸あげ。2回も蒸すんですね。ごっつあんです。 臭みとか全然なくって美味しかったですよ。竹すだれの隙間にはまりこんだ米の一粒一粒をすくい上げてきれいに完食。 ここ柳川は、北原白秋のゆかりの地としても知られていますが、記念館には入りませんでした。先生のことよく知らないから。 代わりといっちゃなんですが先生、お向かいさんの「モリヤマ醤油」さんでドレッシングや醤油を買って帰りましたよ。 最後はやっぱり温泉です。下船場から10分ほど遊歩道を歩いてかんぽの宿柳川へ。 フロントで受付をちゃっちゃとすまし、 1階の露天風呂へ。 ぬるぬるとして気持ちのよいお湯でした。身体が冷めないよう急いでエレベーターへ。 温泉のあとは温泉ですw 柳川市内が一望できる5階の展望大浴場も堪能。 風呂上りの牛乳はやっぱ定番ですね。 そろそろご帰還です。下船場に戻ると、タイミングよくシャトルバスがやってきました。 ほんと、日帰り旅行っていう言葉がぴったりの1日でしたよ。 柳川って、何だか遠い場所のように思っていたのですが、それは勝手な思い込みで、ほんとは久留米のちょい先くらいなんですよね。 ぜひぜひお勧めしたい柳川の川下りですが、平成25年2月25日から3月6日の間は、「水落し」という年に一度の堀清掃の時期なんです。 水落ち期間中の川下りは、水量が関係で約40分のコースのみ。あと二週間もすれば、水門を一気に開く「お堀開き」なわけだし、それまで待ったほうがいいかもですね。
by seibu-r
| 2013-02-23 22:01
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