福岡市内にある理科実験塾「
エジソン少年理数工房」で取材した科学実験の記事が、3月10日発行の「西日本新聞 春休み特別版2016」に掲載されました。
「西日本新聞 春休み特別版」は、朝刊と一緒に配達され、福岡県内の小学3、4、5年生全員にも配布されています。
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体験取材した実験は「酢たまご」と「死海の卵」。「エジソン少年理数工房」の小松英隆先生に協力していただき、細胞膜の性質や浮力について学びました。
小松先生は昨年7月まで、「もの知りタイムズ」で月に1回、「手はあたまだ」というコーナーを担当されていたんだそうです。
実験からちょうど一ヶ月、自宅に持ち帰った酢卵がどのように変化したのか取り出して見てみることに。
容器に被せていたテープを剥がし、水できれいに流しました。
出てきた卵は殻がなくなり、大きく膨らんでいます。半透明の薄い膜で覆われたそれは、まるでドラゴンボールのよう。
弾力を確かめようと、地面に押し付けた瞬間...
大爆発www
黄身はきれいな形で残っていましたよ。
今回の実験で、細胞膜という膜は、濃い液体と薄い液体があったら濃い液体の方に、一方的に水分を通す性質があるということがわかりました。
卵の殻の内側にある細胞膜をはさんで、より濃さが薄いお酢から、卵の中の方に水分が移動したから、卵が大きく膨らんだといわけですね。